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4年間のキャリアのピリオド
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- だるぷ
こんにちは
今日はいわゆる退職エントリというものを今回はじめて書きます。
私は先日4/15(月)をもって4年間お世話になった会社の最終出勤を終えました。
どのような会社で働いていたか
愛知県で自動車業界の全社社員数8000名(入社当時は3000名程度)の企業で内製WEBエンジニアとして働いていました。
この会社に入った理由
何といっても凄まじい会社の成長速度による部分が大きかったと思います。
取り組める業務の種類が多岐に渡ることや裁量が非常に多いこと、発言すれば何でも試せる挑戦的な環境に惹かれ入社しました。
また、私はこれまでにフロントエンドに携わっており、バックエンドエンジニアとしてのキャリアは持ち合わせていなかったので、理解できるようになりたいという気持ちがありました。 また、クラウドインフラを導入している点においても知識や技術を深めることに繋げられると思ったことがきっかけです。
この会社に入った最初の頃の話
自身が入社した時点ではWEBエンジニアの課部署は結成されて半年程度で黎明期でした。
そのため、まだgitも導入されておらず、そのなかで動画サイトの開発という大きなプロジェクトの開始が理由の採用をいただきました。 この小さな開発チームをこれから体制を強化して盛り上げていくという意識やこの会社に他社が行っていない唯一無二のプロダクトを資産として増やしていきたいという想いがありました。
また、会社の取り組みや伸びしろが大変魅力的で、ここの会社でなら既存企業より利用者にとって楽しく便利に使えるサービスの提供に携われると思いました。
この会社でやりごたえがあったこと
- 技術的にはバックエンドやクラウドにじっくり取り組めた
- 会社規模の大きさから他部署との要件定義や仕様設計といった上流部分に頻繁に携われた
- 裁量の高さがある半面納期やスケジュールの管理が重要視され、適度な緊張感と責任を持って取り組めたこと
- 開発生産性を向上させていくことにチームメンバーと取り組めたこと
- 黎明期故の問題や課題を多く経験でき、問題解決に向けて計画を練ったり実行したりトライアンドエラーを多く経験できた
- 上記の問題や課題の一つに属人化やドキュメントや仕様書がない環境などが特にあったが、積極的にドキュメントを作り出すことでドキュメント文化を根付かせられた。
- ドキュメントを作るようにすることで、自分自身もチームも仕様や設計を理解することに繋げられた
- 在籍中にメンバーの出入りがあり、必然的に新人教育や引き継ぎを経験できた
- 作業分担や納期調整などマネジメントを短い期間ながらも携われた
- 開発業者のコントロールや協業という経験を初めて積めた
どうしてこの会社での生活を終わったのか
20代後半に差し掛かり、ライフイベントに変化があったことが最もな理由です。 この先の生活を考えた場合に、東京に居住し仕事することが最適な選択であると思いました。
最新情報を積極的にキャッチアップしたい意志もあり、その点においても今後も愛知で居住するビジョンが自分の中で薄れたというのも大きな理由です。
生活面や地理的な部分以外には、キャリアの目指す方向性が不一致であると感じたのも区切りをつけた理由です。 この先マネジメントをし、開発作業に携わる機会が減少していくビジョンしか描けず、自身のエンジニアとしての取り組みたい内容と相異がありました。
それに加え新規事業や新規プロダクトが生まれることが減り、保守・運用業務がメインとなってきました。 その状態で人員が短期間に増加しましたが、増加した人員で行うことも明確になっておらず、向かう先が想定できない不安がありました。
さいごに
今までキャリアをゆっくり見つめ直すことよりも目の前の業務について考え取り組んで時には悩んだり不安になったりして過ごしました。 一度小休憩を挟み頭をリフレッシュしながら、キャリアと生活を設計する期間としたいと思います。
明日は東京へ内見や引越しの準備期間に入るので、今日は荷造りをし、ゆっくりして過ごしていました。